センスいいって誰がみるの

インテリアの決め手は、結局のところセンスであると言えるでしょうが、では、誰がそれを判断するのかということになります。 しかし、このことは、インテリアが施される建物が、不特定多数の人々によって利用されるものであるのか、それとも特定の人たちだけに利用されるものであるのかによって、事情が違ってくることになるわけです。 公共施設や店舗などである場合には、そのインテリアのセンスの良し悪しを判断するのは、そこを利用する不特定多数の人たちということになります。 それに対して、住居である場合には、その判断をすることになるのは、あくまでもその家に住む特定の人たちということになるわけなので、この両者の場合には、その判断基準もそれぞれに違ってくることになるのです。 そもそもが、センスというものはとても感覚的なものなので、一律にこれが良い、あれが悪いと決めることはできないものであり、人によってもかなりその捉え方は違ったものになってくる、というものであるわけです。 特に、それが人の住む住居である場合には、そこに住む人の好みの違いによって、そのインテリアに対する評価というものは、大きく違ってくることになります。 このために、その家の住人が入れ替わるような場合などには、以前の住人の施していたインテリアが気に入らないので、内装工事までも行って、全く違ったインテリアに変えてしまう、というようなことさえ為される場合があるくらいなのです。 その一方で、不当的多数の人々によって利用される公共施設や店舗などの場合には、そうした人々の最大公約数的な評価が、そのインテリアの良し悪しを決めるもの、ということになってきます。 そのため、一部の人たちからは非常に好まれるような個性の強いインテリアが、デザイナーの野心作として施されていたりしたような場合には、返って多くの人々からは不評をかう結果となってしまう、といったようなことも起こってしまったりするのです。

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